笑福亭鶴瓶が２日深夜にテレビ朝日系で放送された「志村＆鶴瓶のあぶない交遊録」に出演。国税局から約７５００万円の申告漏れを指摘され、昨年１１月に謝罪会見を開いたタレント・板東英二から「お前が（ものまね）やってくれたら、またテレビに出れるかも。頼むからやって！」と懇願されていたことを明かした。

　板東とは長年の付き合いがある鶴瓶は、この日の番組内で「板東英二さんが戻ってくるまで、マネしますから」と板東のテレビ復帰の日まで、力添えすることを宣言していた。

　番組終盤、ゲストで登場していた天海祐希が黒柳徹子らのものまねを披露していた時だった。志村けんから「ものまねできる？」と聞かれた鶴瓶は、「これ、放送使えるか分からないけど」と前置きし、２０１２年１２月に発覚した申告漏れ騒動の影響で、いまだテレビ復帰できない板東のモノマネを披露した。

　「皆さんもう、ご存じかと思いますが、私、２０年ぐらい植毛しておりまして。植毛が経費で落ちない…カツラは経費で落ちる…」と、昨年１１月１０日の涙の釈明会見でのモノマネをそっくりに披露。鶴瓶は会見をみて、「これは（モノマネ）やれるな」と思ったそうで、すぐに板東に電話したことを明かした。

　板東に「（モノマネ）やっていいか」と聞いたところ、「どうぞ、やって！お前がどんどんやってくれたら、オレはまた、テレビに出れるかも分からん。頼む！やって！」と快諾どころか、懇願されたことをユーモアたっぷりに明かし、「板東英二さんが戻ってくるまで、マネしますから」と笑顔で“男の友情”の誓いをたてていた。