文枝 ブレーク前のたかじんさんと夜遊び

 落語家・桂文枝(70)が8日、歌手でタレントのやしきたかじんさんの訃報を受け、所属事務所を通じて追悼コメントを発表。1970年代後半に、ラジオ番組で知り合ったブレーク前のたかじんさんと徹夜で遊び歩いたことや、インベーダーゲームの達人だった知られざる素顔を明かし、弟分の死を悼んだ。

 文枝は「彼の復帰が厳しいことは、共通の友人を通じて聞いており、覚悟はしておりましたが、突然の訃報にただただ驚いています」と残念がった。

 たかじんさんとは、70年代後半にMBSラジオ「ヤングタウン」で共演したことで出会い「やさしい、あかるい、おもろい、品のええ、弟分みたいな存在」だったという。

 文枝が京都花月に出演した際は、たかじんさんが京都まで遊びに来ていたことを明かし「京都の街を徹夜で遊び歩いたことも度々ありました」となつかしんだ。

 「遊びに関しては私の先生でした」と振り返り「彼ほど、当時流行っていたインベーダーゲームの達人を見たことがありません」「名古屋うちの名手でした」と、たかじんさんがインベーダーゲームで高得点を狙う“秘技”の名手だったことを明かした。

 「私はまだ、新婚だったのに、京都で遊んで、何度か朝帰りしました。朝、新幹線のホームまで送ってくれた彼の姿を今でも覚えています」と当時を振り返った文枝は「私の印象はみなさんとは違うかもしれません。さわやかで、ひょうきんで」「だから、毒舌のたかじんと、なんか私には別の人物のような感じがいたします」と、たかじんさんの素顔を明かした。

 「あの時の優しい彼がこの世にいないと思うと涙がとまりません」と早すぎる死を悼み「京都の路地をすべてしっていた彼に感謝をし、ご冥福をお祈りしたいと思います。安らかにお眠り下さい。合掌」と結んだ。

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