「たかじん委員長」は“永久欠番”

 3日に他界した歌手でタレントのやしきたかじんさんが司会を務めた、読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」の次回12日放送分の収録が10日、大阪市内の同局で行われた。

 収録には、特番時代の02年から昨年まで司会を務め、長年にわたってたかじんさんの“パートナー”であり続けたキャスターの辛坊治郎氏(57)や、番組レギュラーとして名コンビぶりを発揮してきた落語家の桂ざこば(66)ら、おなじみのメンバーが参加した。

 8日朝の情報番組では、涙をこらえきれず40秒間の“沈黙”を続けてしまった辛坊氏は、冒頭に「今日は泣かないよ!」と宣言。だが、その分力んでしまったのか、時折言葉に詰まり、ざこばに「辛坊はん、今日おかしいでっせ。あまり物言いなはんな」と突っ込まれていた。

 番組関係者によると、たかじんさんが務めた「委員長」のポジションには代役を置くことはせず“永久欠番”扱いに。楽屋もこれまで通り「やしきたかじん様」として用意し続ける。また、読売テレビとしての追悼特番も近く、放送予定だという。

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