「ケンミン」みのの3月降板説を否定
読売テレビの望月規夫社長が17日、大阪市内で新春社長会見を開いた。一部で今年3月いっぱいで司会のみのもんたが降板すると報じられた同局のバラエティー番組「秘密のケンミンSHOW」(木曜、後9・00)について、「4月以降も継続して出演していただきます」と続投を明言。みのの降板説を否定した。
みのは昨秋、次男が窃盗容疑で逮捕され、報道番組であるTBS系「みのもんたの朝ズバッ!」「みのもんたのサタデーずばッと」のレギュラー2番組を降板したが、バラエティー番組の「秘密の‐」は続投。週刊誌や一部新聞などでは、みのにとって唯一のテレビレギュラーとなっている同番組を、今春(4月)の改編時期を機に、降板すると報じられていた。
望月社長は「4月以降もみのさんにやっていただきます。私は(久本雅美さんとは)絶妙のコンビだと思っています」と“3月降板”報道を否定した。
また、みのの次男逮捕騒動後、同局に視聴者から「息子があんな問題を起こしたのに、番組に出し続けるのはよくない」といった反対意見が多数あったことを明かした上で、「激励より否定的な意見が多かったのは事実だが、ご本人が起こした問題ではないということもあります」と説明した。
同番組の視聴率は、逮捕騒動前の昨年8月の平均で関東12・1%、関西14・6%。これに対して昨年12月も関東12・2%、関西14・2%と好数字をキープ。逮捕騒動前と後では視聴率に変化がみられないことについて「地方の文化を尊重した番組作りを(視聴者の方々に)支持頂いていると考えている」と番組自体を支持してもらっているとの見解を示した。
同番組は、関西人のユニークな県民性などがテーマとなるため、関西で人気が高く、騒動後以降も頻繁に15%超を記録している。(数字はビデオリサーチ調べ)。