榊原るみ 女優業復帰に意欲

 女優の榊原るみ(62)が24日、東京・柴又帝釈天で、文化財防火デーに伴う消防演習に参加し、一日消防署長を務めた。

 映画「男はつらいよ」第7作のマドンナを務めた榊原は寅さんゆかりの地に制服姿で登場。演習の指揮も行い、「(消防署長)は初めてですね。似合っていたと思います。お役に立ててうれしい」と役目を終え晴れ晴れとした表情で語った。

 演習を終えた榊原は、11年間過ごした米ロサンゼルスから昨年帰国し、都内で生活していることも打ち明けた。映画監督のすずきじゅんいち氏(61)と2001年に再婚後、ロスに移住。現在は娘で女優の松下恵(33)と夫の3人で都内に住んでいるという。

 2010年9月にはラスベガス近郊で、夫婦で乗っていた自動車が自損事故を起こし、すずき氏は脊椎の一部を骨折した。夫の体調について榊原は、「今は普通にしています。一本ドキュメンタリーを取り終えて、4月には映画の撮影でロスへ行きます。私は行きませんが」と、ほほえみながら明かしていた。

 榊原は帰国後、東映マネージメントに所属。榊原は「東映に入りました。3月で63歳。世のお役に立てるお仕事をやっていきたい」と女優業に意欲を見せていた。

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