俳優・尾藤イサオ（７０）や女優の木の実ナナ（６７）が所属する芸能プロダクションのアトリエ・ダンカンが破産申請を行う見通しとなり、３日から４日にかけて、舞台俳優を中心とした所属タレントたちがそれぞれのブログなどで衝撃を伝えた。

　２００６年からアトリエ・ダンカンに所属し、テレビドラマやＣＦでも活躍してきた西村直人（４４）は「僕自身突然だったのでまだフワッとした感じでいます　しかしこの状況を受け止めこの先変化して行く事を冷静に感じながら前に進んで行けたら楽しいですよね」と自分に言い聞かせるように記した。

　フジテレビ制作ミュージカル「愛の唄を歌おう」の大千秋穐楽を終えたばかりの池田有希子（４３）は、ツイッターで「ほっとしたのも束の間、所属事務所倒産で皆様にご心配ご迷惑をおかけしております。本当に申し訳ございません」と当惑している。

　４月からの舞台が既に決まっている宮菜穂子（３４）は「突然のことで、まだ何とも気持ちが定まりません。８年間お世話になった事務所です。色々な出会いをいただき、チャレンジをさせてくれた事務所でありました。しばらくボーっとしてる日々となるでしょうが…」などとまだ心の整理ができていない様子だ。

　ヨウスケ・クロフォード（２７）は「僕も今日の朝に知り、正直ショックを隠せないです」と３日のブログに記した。３月１２日からは博品館劇場での音楽劇に出演が決まっている。