子役から…小此木麻里破綻事務所に感謝

 子役時代の9歳から19年間、アトリエ・ダンカンに所属して芸能活動を続けてきた小此木麻里(27)が、5日更新のブログで事務所が破産手続きを開始したことへの当惑を記した。

 「あまりに突然のことでした。色々な想いが巡り、まだ、言葉にするのが少し難しいです」

 小此木は1994年にNHKのドラマ「企業病棟」でデビュー、1996年からはTBS「渡る世間は鬼ばかり」で野々下ミカ役を演じた。以来、舞台中心に活躍している現在に至るまでアトリエ・ダンカンが小此木のベースだった。だから、事務所に対しては感謝の気持ちしかない。

 「子供だった私を快く受け入れて下さり『子役はもう麻里でこりごりだー』なんて言われながらも、いつも家族のように見守って下さっていた社長、スタッフの皆様、関係者の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです」

 取り分け社長が最後に小此木にしつらえてくれた舞台「KACHI BUS」の北海道公演が来週から始まる。事務所の破綻で本来なら中止になるところを、主催等の引き受け手が現れて実施が決まった。

 「この作品を通して、ひとりでも多くの方に愛を伝えたい」と小此木は特別な思いでこの公演に臨む。

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