ミッツ 高橋SP曲それでも素晴らしい

 作曲家・佐村河内守氏の作品について大学講師の新垣隆氏が実際の作曲者として名乗り出た問題で、タレントのミッツ・マングローブが6日の公式ブログで「嘘をつき通せ!」と佐村河内守氏へのクレームを記し、それでも高橋大輔のSP曲は「素晴らしい」と変わらない評価を強調した。

 ミッツは佐村河内守氏の嘘が、新垣氏の6日の会見で暴かれたことについて「嘘を突き通すことで辿り着く美しい真実もあると思いますし、嘘が、結果誰かを感動させ、その感動が、とてもかけがえの(ない)ものになることだってあると思います」と、嘘が嘘と分かってしまったことを嘆いた。

 18年間に20曲以上の“嘘”を重ねたことについて「ここまで多方面の人の気持ちを欺き、傷つけ、侮辱する壮大な嘘をつこうと、一度決めたのであれば、嘘をつく者の務めとして、その嘘を最後まで突き通す努力を、何故に怠ったのだろうと、正直なところ思います」と、佐村河内守氏の中途半端さを責めた。

 しかし、ミッツは新垣氏の作った曲そのものへの評価は変えない。

 「ゴーストライターだった彼は、純粋に優秀な作曲家だということ。そして、誰が作ったか…に拘わらず、それらの楽曲は、人の心を揺さぶる素晴らしい音楽だということです」

 その中心に、ミッツの心の中では高橋大輔のSP曲がある。

 「大ちゃん(高橋大輔選手)の今季SPの演技を初めて観たときに覚えた感動は、とても純粋なもので、プログラムに使われている楽曲も、彼の演技プログラムのひとつの要素として、とてもとても素晴らしいものだと感じた自分は嘘ではない」

 ミッツはフィギュアスケートの大ファンで、暇な時には一日中フィギュアのDVDを見て過ごすこともある。そもそもこのブログの記述自体が、ミッツが高橋のSP曲に感動したことを基にしているようだ。

 「ここで、欺かれた私たちが、意味を履き違えてしまったら、それは私たち自身が、自らの感受性を否定することになってしまいます」と自分の感性を再確認した上で、ミッツは「音楽に罪はない」という言葉をかみ締めた。

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