東出昌大 亡き父の思い出を語る
NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」にヒロイン・め以子(杏)の夫・悠太郎役で出演中の俳優・東出昌大(26)が18日、NHK「スタジオパークからこんにちは」に生出演。4年前に他界した父について、思い出を語った。
父親が剣道の先生だったことから、小1から剣道を習い始めた東出。「お酒が好きだった」という父親は、肝臓を悪くし、「(ぼくが)19歳の時に余命1年と宣告された。結果、4年生きたんですけど」と明かした。
寡黙で、武士のような独特な雰囲気を持っていたという父親。余命宣告をきっかけに、東出は父の書棚の本を片っ端から読破。落語や歴史小説が好きになったのは、父親の影響だという。
「いい意味でも悪い意味でも、頑固な所は(父に)似てると思う」と苦笑い。モデルから俳優に転身し、映画やドラマに出るようになって、「『ふとした顔がお父さんにそっくり』と母がたまに言うんですよ。父に似てるところがあるんだなー、ってうれしく思いますね」と笑顔を見せていた。