橋下市長 丁寧な朝日社説に丁重反論

 看板政策「大阪都構想」の議論停滞脱却を目指し、出直し市長選に打って出る大阪市の橋下徹市長(44)が22日、大阪市住之江区内で、市民向けに都構想を説明するタウンミーティングを開いた。

 2時間の説明会では、いまや“お家芸”となった大手全国紙批判も展開。「きょうも朝日新聞がご丁寧に社説でね…」と切り出すと、聴衆から笑い声も。この日の朝刊で朝日社説が「橋下市長 辞職を撤回しませんか」との見出しで論じていることに、「朝日新聞にしてはえらい丁寧な言い回しだった」と苦笑いしながら「僕も後で『いや、撤回はいたしません』とツイッターでもしときます」と“回答”した。

 橋下市長は、この日から4日連続で同市内でタウンミーティングを開くなど、今回の出直し選に向けては、市民との対話重視の方針を打ち出している。

 ただ、これまでに開いたタウンミーティングの内容に関して「読売新聞が『分かりにくい』と言っている。(聴衆が)400人もいたら、そりゃ中には分からない人だっているでしょ」と口をとがらせた橋下市長。

 この日は、後半は集まった約450人の聴衆から質問を受けた。挙手した市民の全ての質問に答えようとする一方で、“分かりにくい”の指摘にカチンときているのか、毎回エンジンがかかってロングな回答に。時間切れになりかけ、傍らの松井一郎・大阪府知事から「市長は答弁を簡潔にお願いします」と突っ込まれる一幕もあった。

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