桂春駒さん「偲ぶ会」250人が出席
昨年12月31日に肝不全のため亡くなった落語家の桂春駒さん(享年62)を「偲ぶ会」が24日、大阪市内で開かれた。
昨年5月から体調不良などで休養している師匠の桂春団治(83)も出席し、一門とともにあいさつに立った。昨年は療養中に肋骨骨折を負うなどして入退院が続いた春団治は「春駒君は見舞いに来てくれた時は本当に元気だったのに、まさかこんなに早くあの世に行くとは…。さみしく、弱っております」と弟子の早世を悼んだ。
春団治は、弟子を偲ぶ場を設けたい一方で「なかなか体と気力が…」と力を落としていたといい、春駒さんと高校時代からの友人だった桂きん枝(63)らの尽力で「偲ぶ会」が開けたことを紹介し「本当に喜んでおります」と感謝した。
「偲ぶ会」には、桂ざこば(66)、月亭八方(66)ら約250人が出席した。