安井昌二さん死去 新派、映画で活躍

 円熟味あふれる演技で新派公演を中心に活躍した俳優・安井昌二(やすい・しょうじ)さんが3日午前9時、急性心不全のため都内の自宅で亡くなった。85歳だった。

 安井さんは1949年、長谷川一夫主宰の新演技座の研究生として芸歴をスタート。51年俳優座三期生として活動し、54年に日活に入社。小津安二郎脚本の「月は上りぬ」で映画デビュー、56年には市川崑監督「ビルマの竪琴」に水島上等兵役で出演した。

 二枚目スターとして、映画のみならず、テレビなどでも活躍。62年からはテレビドラマ「パパの育児手帳」や「チャコちゃんシリーズ」の父親役などで人気を博した。

 63年に劇団新派公演に初参加し、68年に正式に入団。当たり役に「滝の白糸」などがある。2013年7月の新派公演「東京物語」が最後の舞台となった。

 通夜、葬儀・告別式は近親者のみで執り行い、後日偲ぶ会を開く。

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

主要ニュース

ランキング(芸能)

  1. 永野芽郁 田中圭との不倫報道を事務所否定 本紙取材に「俳優としての先輩や仲間」も「誤解が生じる行動」と厳しく自覚促す

  2. ダウンタウン配信で復帰予定に人気モデル「どうぞご勝手に、というか」松本には「会見とかもう少し説明ほしい」

  3. 不倫報道の永野芽郁、生放送で流した楽曲タイトルの意味「私を目覚めさせる」

  4. 長男が最難関私立小→中学の東尾理子 3人分作り分け弁当に友人女優も「本当すごい!」71歳俳優夫との間に3児

  5. えっこれがタコパ?!田丸麻紀のおしゃれ自宅で紫吹淳「初タコパ」インテリア雑誌のような洗練のテーブルセッティング

話題の写真ランキング

写真

リアルタイムランキング

  1. 永野芽郁 田中圭との不倫報道を事務所否定 本紙取材に「俳優としての先輩や仲間」も「誤解が生じる行動」と厳しく自覚促す

  2. ダウンタウン配信で復帰予定に人気モデル「どうぞご勝手に、というか」松本には「会見とかもう少し説明ほしい」

  3. 不倫報道の永野芽郁、生放送で流した楽曲タイトルの意味「私を目覚めさせる」

  4. 長男が最難関私立小→中学の東尾理子 3人分作り分け弁当に友人女優も「本当すごい!」71歳俳優夫との間に3児

  5. えっこれがタコパ?!田丸麻紀のおしゃれ自宅で紫吹淳「初タコパ」インテリア雑誌のような洗練のテーブルセッティング

注目トピックス