映画「舟を編む」 最多6部門を制覇
「第37回日本アカデミー賞」の授賞式が7日、都内で行われ、最優秀作品賞には「舟を編む」が選ばれた。同作は、監督賞、最優秀主演男優賞など主要部門を含む最多6部門を制覇した。
壇上には出演者、スタッフが勢ぞろいし、笑顔の花を咲かせた。助演男優賞に選ばれていたオダギリジョーが「長い会で眠くなっていたのですが、目が冷めました」と語れば、同作で最優秀主演男優賞を受賞した松田龍平も「個人でたくさん賞をもらったんですが、やはり作品でもらうのはうれしいです」と喜びを語った。
石井裕也監督は監督賞の受賞スピーチで「今回は松田さんを勝たせたかったんで…」と感無量の様子だった。
◆主な部門賞は以下の通り
【最優秀作品賞】 「舟を編む」
【最優秀主演男優賞】 松田龍平「舟を編む」
【最優秀主演女優賞】 真木よう子「さよなら渓谷」
【最優秀助演男優賞】 リリー・フランキー「そして父になる」
【最優秀助演女優賞】 真木よう子「そして父になる」
【最優秀監督賞】 石井裕也「舟を編む」