「ミラーマン」の石田信之 がんを告白
特撮ドラマ「ミラーマン」の鏡京太郎役などで知られる俳優・石田信之(63)が13日夜、公式ブログで大腸がんと肝臓がんと胃がんを患っていることを公表した。大腸がんは3日に手術しており、今月中に胃がんの手術の可能性もあるという。
石田は「まさかの…癌です」と題してブログを更新。ブログでは以前、体調不良を伝えていたが、「実は…入院と手術をしました 大腸癌と転移で肝臓癌と胃癌(胃癌は転移ではないらしい…)癌と言うインベーダーは、確実に体を蝕んでいました…」とがんに身体を蝕(むしば)まれていることを衝撃告白した。大腸がんは肝臓に転移していたという。
がんと判明するまでの経緯についても説明。最初に不調を感じたのは1年前で、「骨盤に変な痛み鈍痛?の様な痛みがありました」という。半年前からは、「お腹の調子が悪いなと思ったり治ったと思ったりこの頃から食べてもあまり太らなかったような…(今考えたらですが…)」と振り返った。
今年1月に入ると、「明らかな痛みと体調の悪さ」を自覚。それでも放置していたが、心配した娘に病院に連れて行かれて検査したところ、大きな病院へ行くように勧められ、「悪性です」とがんを告知されたという。
「まさか、自分が?と言う気持ちとあぁやっぱりね、と言う気持ちと…」があったという石田。「手術は急がないとギリギリのラインです。」と担当医に説明され、2月26日から入院して3月3日に手術することが決まった。
当初は大腸がんだけと思われていたが、検査結果が出たところ、肝臓への転移と、胃がんが判明。「ステージ4」と宣告されたという。術後、がん(悪性腫瘍)は「とにかく大きかった」ことを伝えられた石田は、「まだ肝臓と胃が残っていますが、治療しながら仕事は続けたいと思っています。本当にそれが、生きる希望につながっています」と仕事を支えに闘病することを伝えた。
現在は一時退院し、自宅に戻っているというが、3月中に胃がんの手術をするべきか、検討しているという。