俳優の藤原竜也（３１）が１９日、東京ミッドタウンで行われた主演映画「ＭＯＮＳＴＥＲＺ　モンスターズ」（５月３０日公開）の完成報告イベントに、山田孝之（３０）、石原さとみ（２７）らと登場。口コミによるＰＲを狙って、来場者７００人には写真撮影が許可され、会場は写メの嵐となった。

　個人によるコンサートなどでは、「写メタイム」が用意され、アーティストが客席をバックに記念撮影するシーンも最近では珍しくなくなってきたが、複数のタレントが出演する映画のイベントでの「写真ＯＫ」は異例。マスコミという既存の宣伝媒体だけではなく、一般の人たちによるＬＩＮＥやツイッター、フェイスブックなどＳＮＳでの拡散効果を狙ったものだ。

　この日は、３０分弱のイベントの間、女性ファンらが、携帯電話やスマホ、カメラを手に藤原らを写しまくる光景が繰り広げられた。

　写メの嵐に山田は「皆さん撮ってますけど、１枚５００円で、動画は１０秒５０００円ですので気をつけて」と、ユーモアをまじえて代表作「闇金ウシジマくん」で演じた闇金業者ばりの“取り立て”を見せ、石原は「皆さんが（今）撮っている写真を全然違うものにしたい」とイタズラ心を明かすなど、和気あいあいのイベントとなった。

　また、まなざしで他人を操ることのできる特殊能力の持ち主を演じた藤原は、「僕は目しか映ってないんじゃないかな！？朝から深夜まで、目を撮っていただいた」と苦笑いしていた。