女優の木の実ナナ（６７）が２０日、東京都内で、声優を務めた映画「鷹の爪７」（４月４日公開）の舞台あいさつに登場した。

　豪華な衣装で現れた木の実はイベント後、報道各社の求めに応じて事務所が自己破産した問題について書面で回答した。

　自己破産を知ったのは「発表された２、３日前。びっくりした。社長とはきょうだいのような関係で尊敬と感謝をしていますが、今回のことのようになってしまい創立メンバーとしてとても残念に思っています」とした。

　また、現在の活動については「（破産した）アトリエ・ダンカンとは資本提携とかの無いダンカン・ミュージックという会社で、ずっとやってきたマネジャーと活動している」と明かした。

　今後について「３５年前も小さな船から始めたんですが、また小さな船に戻って新たな海へこぎ出します。６月には舞台、９月にはコンサートが決まっています」とし、芸能界を生き抜いてきたベテランらしく、力強いコメントをしたためた。