闘病中つんく♂ 母校入学式出席を断念
6日に喉頭声帯がんであることを公表し、休養に入った音楽プロデューサーのつんく♂が24日、母校・近畿大学(東大阪市)で予定する「つんく♂プロデュース」入学式への出席を断念することを発表した。事前告知はされていなかったが、サプライズ登場を計画していたという。
4月5日の入学式は予定通り、「Breakthrough!」(突破・躍進)をテーマに、卒業生であるつんく♂がプロデュースし、挙行される。
つんく♂は23日、マスコミ各社にあてたファクスで、「サプライズとして入学式当日に登場しようと考えておりましたが、治療の関係上どうしても行けなくなり(中略)」とひそかに計画していたサプライズ登場を断念したことを発表。
「どんな時も自分を信じて目標を持って、常に過去の自分をブレイクスルーするような生き方で進んで行って頂きたいですね。では、入学式当日が大成功である事を祈っております。Thank you!」と文書で新入生にエールを送った。
つんく♂は大阪出身で、近大付属高から近大商経学部(現経営学部)に入学。1991年に卒業した。
つんく♂プロデュースの入学式では、ロンドン五輪女子100メートル背泳ぎ銅メダリストの寺川綾が司会に初挑戦。入学式のために在学生14人、新入生2人の計16人で結成されたユニット「KINDAI GIRLS」がオープニングでパフォーマンスを披露する。