五木ひろし 50周年公演に感無量
歌手の五木ひろし(66)が24日、大阪市北区のフェスティバルホールで、芸能生活50周年記念コンサートを行った。デビュー曲「新宿駅から」、代表曲「よこはま・たそがれ」、19日発売で出だし好調の最新曲「桜貝」など、50周年にちなみ50曲を熱唱した。
昼夜2回公演のため、一日で100曲披露する。多忙なスケジュールの合間を縫い、節制と体力強化に努めていることを明かし「今でも(一日100曲)できることを誇りに思います。絶好調の五木ひろしでございます」と胸を張った。
“歌手・五木ひろし”にとって「育ててもらった」という大阪は原点の地。客席を埋め尽くした関西のファン2500人を前に「42年前にファーストリサイタルを開いた時の感動がよみがえりました」と感無量の表情を見せた。
今月6日に東京・日本武道館で全国50カ所のツアーを開始させたが、大阪公演をもって「本当の意味でのスタート」と強調。来年3月まで続く記念ツアー“完走”へ気持ちを引き締め直した。
次回の関西公演は6月7日、神戸国際会館で行われる。