MBS漫才アワード終了 フットら輩出

MBS漫才アワードの初代王者となったフットボールアワーの後藤輝基。この日は「歌ネタ王決定戦」の会見に出席
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 大阪の毎日放送(MBS)は11日、毎年夏に開催していた漫才コンテスト「MBS漫才アワード」の終了を明らかにした。今後の同局のお笑い賞レースは、昨年スタートした「歌ネタ王決定戦」に一本化する。

 「漫才アワード」は03年から13年まで計11回開催され、平均視聴率8・6%を記録。第8回から第10回はゴールデン帯に放送された。05年の第3回以降は現役高校生が審査員を務めたことでも話題を集めた。

 初期の優勝者には、フットボールアワー(第1回)、笑い飯(第2回)、麒麟(第3回)、ノンスタイル(第4回)、アジアン(第5回)ら、現在は第一線で活躍するコンビが名を連ねる。一昨年(第10回)は藤崎マーケット、最終回となった昨年は双子漫才コンビの「吉田たち」が栄冠を手にした。

 同局の山田尚良編成部長は「2つのコンテストを並立すべきかどうかを含めて、総合的に判断した。MBSとしては、今年度以降は新しい分野の『歌ネタ王』の方により力を入れていきたい」と説明した。

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