女優の浅香光代（８６）が１４日、都内で、米映画「８月の家族たち」（１８日公開）のＰＲイベントにＩＭＡＬＵ（２４）と登場し、２人の隠し子を設けた不倫相手が、元総理大臣であることを打ち明けた。浅香は今年１月、妻子のいた大物政治家の子ども２人を、２０代で出産していたことを告白。この日の会見でも「福田赳夫さんとか言われてますけど、違います」と、すでに亡くなっているという相手の実名は伏せたままだったが、「元総理大臣ですか？」と確認されると、「そうです」とキッパリ言い切った。

　「６０年隠していたのは大変なこと。（隠し子告白後に）子どもから電話が掛かってきて、『お父さんはどなたなのですか？』と聞かれたので、『国をつかさどる、素晴らしい人』と答えました」と親子の会話を紹介。長年封印し続けていた、禁断の存在を明かした経緯について、「ウチの弟子の結婚に反対したら、『ぼっちゃんのお父さんはどなたなの？』と言われ、腹が立ったので」と説明した。

　セクシー女優とのスキャンダルが相次いで報じられた明石家さんま（５８）を父に持つＩＭＡＬＵにも、騒動が“飛び火”。「さんまさんに隠し子は？」とツッコまれると、「私が知ってる限りはいないと思います。ファミリートラブルはないですよ」と苦笑いを浮かべていた。