お笑いタレントの東野幸治（４６）がメーンＭＣを務め、メッセンジャーの黒田有（４４）とフリーアナウンサーの山本浩之（５２）が４年ぶりにタッグを組んで脇を固める関西テレビの新番組「ちゃちゃ入れマンデー」（月曜、後７時）の収録が２６日、大阪市内の同局で行われた。

　収録後に３人は会見。東野は黒田に「また問題起こしたり、ガールズバーに行ったらレギュラーからはずすぞ」と２００９年に黒田がガールズバーで起こした暴行事件に触れ、暴走しないように歯止めをかけた。

　黒田は「やめろ！なんでやねん！ガールズバーとか言うな！」などと古傷からこれ以上出血しないように、同じ事務所の先輩の東野にツッコミを入れまくった。

　東野はさらに「なんで彼に仕事があるのか分からん」と黒田イジりを続行。「収録でもお客さんに『お前ら行くとこないから来たんやろ』とか言って。お客様になんてことを…」と全国ネットのバラエティー番組でも司会を務める優等生ぶりを発揮。収録中に黒田が毒のある発言を繰り返すと「ゲロが出る。もうやめて。アレルギーが」と早くも黒田との共演に拒否反応が出てきたことを冗談に交えながらも隠さなかった。

　黒田はそんな東野を尻目に「なんとかゴールデン帯で（視聴者の）イメージをあげたい」「純粋なトーク番組をやりたかった。あれがダメ、これがダメといった放送禁止事項のない昔の大阪みたいな、やたけたな（やぶれかぶれな、無謀な）番組にしたい」と早くも暴走気味な発言。

　しかし、「視聴率は８％を狙います」ときっちり数字の目標をあげることは忘れず、「１クールで１０％狙えたら番販しよ」とも話し、現在は関西ローカルながら将来的には他局への番組販売を視野に入れていることを明かした。