欽ちゃん 土田晃之の第一印象は根暗
タレントの萩本欽一(72)が27日、東京・日比谷公園で行われた「ニッポン放送ラジオパーク」で、公開生放送「土田晃之 日曜のへそ」にゲスト出演した。萩本は3月いっぱいで大劇場での舞台活動から“引退”したばかり。体力面が心配されていたが、ステージには両足を開いて飛ぶ“欽ちゃんジャンプ”で登場し、1000人のファンを安心させた。
ホストの土田晃之(41)と初めて会ったのは、2000年の故東八郎さんの追悼13回忌公演。萩本はその時の印象を「暗くて、近づきたくなかった。芸能界に来る子じゃないと思っていた」と告白。今は売れっ子芸人となった土田の初対面の印象が、“根暗(ネクラ)”だったことを打ち明けた。
公開放送終了後には、同局とゆかりの深い落語家の笑福亭鶴光(66)、同局のパーソナリティー、ダイノジの大谷ノブ彦(41)も加わって会見。萩本をリスペクトした。
特に鶴光は「(萩本さんは)チャップリンに会った最初の人ですから。あこがれの人、天才ですよ。笑いの原点だし、(坂上二郎さんと組んだ)コント55号もすごかった。和製チャップリンです」とよいしょしまくり。
萩本も圧倒されたように「そばにいて、(ぼくの)評論家やってもらいたいよ」と目尻を下げながら、「大阪では違うこと言ってんじゃないの。大阪でも(同じこと)言ってよね」と混ぜ返した。
さらに下ネタで知られる鶴光が「下ネタは嫌いでしょう?」と質問すると、萩本は「嫌いじゃないよ。浅草の先輩から下ネタとダジャレは素人さんのもの。玄人はやっちゃいけないと言われたし、やると怒られた」と明かした。
おなじみの“欽ちゃんジャンプ”について、「ジャンプ、飛べなくなったね。昔は2メートルぐらい飛んだ、って若い人に(ホラ吹いて)言ってた。そんな気がしたんだ」と全盛期を振り返った萩本。土田によると、この日は「15センチぐらい」だったそうだが、欽ちゃんは「体?悪いところないよ。まあボチボチだね」と健在ぶりを見せていた。