加藤剛 息子と共演 一役演じ分け

 俳優・加藤剛(76)が7日、都内で主演舞台「先生のオリザニン」(三越劇場、6月12~27日)の製作発表に登場した。

 同じ静岡県出身の農芸化学者で、オリザニン(現在のビタミンB1)を世界で最初に発見した鈴木梅太郎氏の生涯を描く物語。

 今回は、梅太郎氏の若い時代と晩年を息子の俳優・加藤頼(33)と演じ分ける。親子で1人の役を演じ分けるのは3度目だが、息子・頼の「父と同じ役を演じ分けるのは幸せ」との言葉に、剛は「息子どうこうでなく、人物そのものを演じるだけです」と照れながら話していた。

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