南こうせつ 島倉千代子さんに捧ぐ歌声
フォーク歌手の南こうせつ(65)が10日、東京・日比谷野外音楽堂で国土緑化推進を訴えるライブイベント「第23回GREEN PARADISE」を開催し、昨年11月に死去した島倉千代子さんに「からたちの小径」をささげた。
島倉さんの遺作となった同曲は、こうせつの書き下ろし。こうせつも5年ぶりのシングルとしてセルフカバーし、3月にリリースした。
「ちょうど1年前、ここに島倉千代子さんがいらっしゃったんです。リハーサルを見に来て、2人並んでギターで『からたち日記』を歌いました。思い出深いですね」と新たなエピソードを明かしたこうせつ。この日をキッカケに「からたちの小径」の制作は急ピッチで進むことになり、島倉さんの死の2日前にレコーディングとなった。
こうせつは「島倉さんが僕にこの曲を歌い継いでいってほしいということを聞きました。(ステージから)島倉さんにささげたいと思います」と3000人の観客に同曲を披露した。