ウーマン村本 毒舌の元は西野への恨み
お笑いコンビ、ウーマンラッシュアワーの村本大輔(33)が11日、フジテレビ系のトーク番組「ボクらの時代」に出演し、共演したお笑いコンビ、キングコングの西野亮廣(33)に復讐心を抱き、それが元で今の毒舌スタイルを築いたことを明かした。
2人は吉本興業のタレント養成所NSCで同期で、最初に売れたのがキングコングだった。出遅れた村本はNSCの卒業公演のエピソードを披露。「レベルに応じて配分時間が違う」と村本が振り返ると、西野は「MCをやっていた」と振り返り、共演した南海キャンディーズの山里亮太(37)は「2分」と話すと、村本は「エリートでしょ」と2人とすでに差が付いていたことを明かした。当の村本は「授業料を払っているということで出してもらえる30秒組」だったそうで、「3人がいた。1人がギャンブル中毒で。その1人がおれ」と格差エピソードを語った。
村本はさらに昔話を始め、「大阪でやっていた番組にキングコングがゲストで来て、おれをいじったんです。『村本、この前女の子と一緒におったやろ』と」。しかし、村本はうまく返せなかったそうで、「めっちゃ変な空気になった!」と振り返った。
番組後、村本はキンコン梶原に「なんやねんさっきのいじり」と甘えるように言うと、梶原は「お疲れでした」と相手にもせずにさっさと行ってしまったという。村本は同期と広がる一方の格差に、「すごい恥ずかしかった」と振り返った。
このことが忘れられず、村本はキングコングに復讐心を抱くようになったという。村本は「目先のボケのために共演者を平気でくさす芸人を紹介します。キングコングですってのを考えた。それがTHE MANZAIのネタにもなってる。それを漫才でもやったらドカンとうけた。『これが復讐の力かと』」などと両手を広げて感情をこめて話した。村本は「そこから自分のスタイルが決まってきた」と明かした。