桂文枝 若手落語家育成に意欲
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落語家の桂文枝(70)が15日、都内で、プロデュースを手がける「恋する落語会」の製作発表会見を行い、若手の育成に情熱を燃やした。
大名跡を襲名し、自身はバリバリの現役として活躍しているが、若手には「がんばりが見えてこない」と不満を抱いていた。そこで、新たな落語会を立ち上げ、若手が注目される機会を与えたという。「若い人が育たないと、未来はないですから」と厳しい言葉に期待を込めた。
「恋する‐」は、毎回1人にスポットを当てる落語会。第1回は6月8日に東京・神保町花月で開催し、元「世界のナベアツ」こと桂三度(44)が登場する。文枝は「三度でコケたら次はない。1番バッターが何とか塁に出てほしい」と期待を寄せていた。