鈴木則文さん 葬儀・告別式に富司純子
2枚
脳室内出血で15日に死去した映画監督の鈴木則文さん(享年80)の葬儀・告別式が17日、都内の教会で営まれ女優・富司純子(68)や親族約30人が参列した。
鈴木さんが脚本を手掛けた「緋牡丹(ひぼたん)博徒」シリーズで主人公「緋牡丹のお竜」こと矢野竜子を演じた富司はこの日、ニュースで訃報を知り「びっくりしました」と憔悴(しょうすい)した表情で述べた。自ら教会を調べ、急いで密葬に駆けつけた。
「緋牡丹‐」が代表作の一つとなった富司は「今の私があるのは『緋牡丹』があったから。恩人ですね」と感謝。18歳のころから知る恩人に献花した富司は、「加藤泰監督といい作品をつくって下さいといいました」と、緋牡丹シリーズ何作かの監督を務めた加藤さんと天国で再びコンビを組むことを願っていた。