９月にデビュー２０周年を迎えるＴＯＫＩＯのリーダー・城島茂（４３）が日本テレビ系「２４時間テレビ３７　～小さなキセキ、大きなキセキ～」（８月３０～３１日放送）のチャリティーマラソンランナーに初挑戦することが１８日、分かった。１８日に放送された「行列のできる法律相談所」で発表された。ジャニーズ史上３人目のランナーとなった城島は「すごいプレッシャーですけど、逆に、こちらからお願いしたい。２４時間走らせてください」と意気込みを語った。

　「行列‐」では番組担当者が２４時間テレビのマラソンランナーへの挑戦を城島に要請する模様を放送。城島が「えっ？」と一瞬、絶句する様子も映された。しかし、城島は熟考の末、「走らせてください」と涙を浮かべて決断した。城島は「テレビ局のお偉いさんが頭を下げてくれた。これを断ったら男やない」と決めた理由を述べた。

　城島はレギュラー番組「ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ！！」で体力が不足していることがうかがえる。自身も「ジャニーズジュニアより体力はない」と苦笑いで語った。

　これについて同局の道坂忠久総合プロデューサーは「日本中が応援したくなる人。４０代の代表として、元気と勇気を与えてくれるのでは」と起用理由を説明。「リーダーとしての責任感とおとこ気で、『奇跡』の走りを見せてくれると信じています」とコメントした。

　期待を一身に背負った城島は「（今年４４歳になる自分が、）４０代代表で何ができるんだろうと考えたとき、自分ひとりで走るんじゃない、いろんな思いを背負って走りたい。そうじゃないと僕は走れないと思います」。４３歳での激走を誓っていた。

　ジャニーズ事務所所属タレントがランナーを務めるのは史上３人目でＴＯＫＩＯとしては２人目となった。９７年、ＴＯＫＩＯの山口達也（４２）＝当時２５歳＝、９８年、Ｖ６の森田剛（３５）＝当時１９歳＝以来、１６年ぶりとなり、過去に走った２人はともに１００キロを走破している。