エベレスト登頂を断念したお笑いタレントのイモトアヤコ（２８）が１８日、公式ブログで「このままでは終われない」と再挑戦へ揺れる思いを打ち明けた。

　１８日の日本テレビ系のバラエティー番組「世界の果てまでイッテＱ」は、日本人１６人、シェルパ２４人で登頂を目指し、断念に至ったいきさつを「イッテＱ！登山部世界最高峰エベレストへの挑戦～その一部始終～」として放送した。

　イモトは放送終了後、ブログで、現地での様子をさらに詳細に伝えた。情報が少なく、高地順応を終えて「さあ次はいよいよエベレストだ！という矢先に」ディレクターから「今年のイッテＱ登山部エベレストチャレンジはここで終わりです」という撤退発表があったのだとか。

　帰国後もイモトは気持ちの整理がつかないままでいる。

　「『来年またエベレストチャレンジしたいと思います！』と言葉では簡単に言えるかもしれないけど、正直まだ分かりません」と確言はしないものの「このままで終われない性格なのは自分が一番分かっていて、心のどこかではそれはもう決まっていて、けどまだ踏ん切りがつかなくて言葉には出来なくてウジウジしてます」と、迷う心境をブログに書き込んだ。

　「まだどうなるかは分かりませんが、とりあえず一回ホッとしてだらっとして本業の珍獣ハントして自分に正直にどうしたいか問うてちゃんとした答え出したいと思います」と気持ちが落ち着くのを待ってから考えたいという。

　イモトは１１日の「世界の果てまでイッテＱ」にリュックを背負って登場し、「すでにご存じの方もいるでしょうが、エベレスト登頂を断念しました」と報告した。

　エベレスト登頂は同番組の企画。先月２８日の日本テレビの定例社長会見で、直前に雪崩が発生し、死亡事故があったことから断念が発表された。