木崎骨折 続くめちゃイケのトラブル
AKB48の木崎ゆりあ(18)が20日、フジテレビ系バラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!」の収録リハーサル中に左手首をけがし、「左手関節橈骨(とうこつ)遠位端骨折」で全治3~4週間と診断されたことが21日、分かった。同番組のプロレス企画「めちゃ日本女子プロレス」のリハーサル中に負傷した。木崎はケガを負ったものの、予定通り仕事をこなしているという。
「めちゃイケ」とAKBいえば、昨年8月に放送された「FNS27時間テレビ」内で、『爆裂お父さん』のコーナーを放送。タレント・加藤浩次がAKBの渡辺麻友にプロレス技をかけた後、顔や頭を踏んだり蹴ったりする場面が数回あり、視聴者から「度を越している」などの意見が多数寄せられ、議論を呼んだ。
「めちゃイケ」をめぐっては、たびたび騒動がぼっ発している。2012年6月には、出演者が酒の強さを競った企画について、飲酒事故で子を亡くした親らで作る「イッキ飲み帽子連絡協議会」など3団体が「危険なアルコールの飲み方を助長する」として抗議文を提出した。
今月3日の放送をめぐっては、STAP細胞問題渦中の小保方晴子理化学研究所ユニットリーダーの会見を思わせるパロディーのネタ「阿呆方さん」の放送を公式サイトで予告。小保方氏サイドが放送前日の2日に、フジテレビ側に「人権侵害にあたる」と抗議した。サイトを見た視聴者からの批判などを受け、このパロディの放送はなくなった。
木崎は今春の大組閣で、SKE48からAKBに移籍したばかり。選抜総選挙(6月7日)を控えた大事な時期の事故ということもあり、ネット上では番組に対する怒りも渦巻いている。
木崎は7月からフジテレビ系で放送されるドラマ「GTO」(火曜、後10・00)に生徒役での出演も決定している。