黒柳徹子 「トットちゃん」映画化断る
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タレントの黒柳徹子が22日、映画監督の山田洋次氏(82)らと都内で、自著「窓ぎわのトットちゃん」の朗読と対談の集いに出席し、トットちゃん秘話を明かした。
「窓ぎわ‐」は小学校1年で退学になった黒柳の自伝的小説で、81年に出版され、国内最多の累計部数796万部突破を誇る。
これまで映画化されてないことについて黒柳は「黒澤明監督以外から、映画化したいとお話があったけど、『およしなさい』って言ったんです」と、数々のオファーを断ったことを明かした。山田監督も「作りたいと思うけど、あれ(本)以上のものはできない。作ってもがっかりすると思う」と話した。
同作は、7月下旬に「絵本 窓ぎわのトットちゃん」(講談社)として子供にも楽しめる形となって刊行される。また、長野県松川村にある、安曇野ちひろ公園に、「トットちゃんの広場」が設けられ、子供時代の黒柳のお気に入りだった「電車の教室」が登場することも発表された。