NMB劇場公演開催 メンバーは冷静
25日の岩手県での握手会襲撃事件を受け、AKB48の姉妹グループであるNMB48劇場の金子剛支配人が26日、公式ブログやGoogole+を通じて、NMBメンバーの様子を「落ち着いている」と伝えた。NMBは同日午後6時からの劇場公演を手荷物検査を強化して開催することを発表している。
AKBグループは26日、AKB48劇場での同日の公演を中止し、SKE48とNMB48は同日の公演を通常通り行うと発表した。
この日はチームB2「逆上がり」公演が開催されるが、NMBのブログなどでは「入場方法や手荷物の取り扱いにつきましてもお客様にはご不便をおかけする場合も想定されますが、何卒ご理解ください」と手荷物検査や警備の強化を示唆。
金子氏は、この日午後、メンバーと対面して話をしたことを明かし「先ほど、劇場におりましたメンバーとも話をいたしましたが、みな落ち着いて元気でおりました」と様子を報告。「メンバーのメンタルケアをご心配いただくお声もいただいておりこれにつきましても専門家の先生方とともにケアしてゆきたいと考えております」とした。
NMBは26日、警備体制が整っていないとして、午前9時からなんばグランドで開催予定だった吉本新喜劇とのコラボ舞台「NMB48 feat. 吉本新喜劇」を延期している。
公演延期は26日未明の決定で、劇場前には延期と知らずに早朝からファン約100人が足を運んでいた。関係者によると、午前7時半からスタッフが事情を説明し、大きな混乱はなかったという。
なお、なんばグランド花月での公演中止となると、昭和天皇の崩御の際と、阪神大震災の際だけで、警備上の理由で中止(延期)となったのは初めてという。