「ＡＫＢ総選挙」（７日、味の素スタジアム）

　ＨＫＴ４８・指原莉乃（２１）の連覇はならなかった。１４万１９５４票を獲得し、２位。史上初の連覇は確実と言われていたが、Ｖ２はならず。涙を浮かべ、「正直、すごくすごくすごく悔しいです」と語った。

　ステージを降り、メンバーの顔を見ると、こらえきれず号泣。目を真っ赤にはらし、白いタオルで何度も涙をぬぐった。

　１時間後には、フジテレビの生中継のため、カメラの前に立ち、インタビューも受けた。ＨＫＴ劇場支配人（兼任）としてもプロデュース力を発揮したことを評価され、総選挙後には「社長から（舞台裏で）先ほど、『（社長を）継いでくれ』と言われた」と告白。

　中継席で見守っていた大島優子が驚いて「じゃ、裏方に回るの？」と聞き直すと、「回りません！」と即答し、笑わせた。

　１時間前の順位発表を振り返り、「かなり悔しかった。その時はすごくショックだったんですけど、今はすごく前向きです」と話していた。

　【開票イベントＶＴＲ】

　２位の発表の際、「Ｈ…」と読み上げられると、指原１位を予想していた会場にはどよめきが起こった。

　指原は「ＡＫＢはそんなに簡単な場所じゃないです」と唇をかみ、目にはみるみる涙。連覇を逃したことに「本当に悔しいです！」と涙でウルウル。それでも涙は流さず、指原らしく「でも、ちょっと挫折があった方がいいので、ハハハ！」と笑ってみせた。

　司会の徳光和夫から「来年は奪還ですね」と水を向けられると、一瞬、「奪還」の意味が分からず、「奪還？」ときょとん。「来年、絶対、１位になります！」と笑顔で宣言した。