ＡＫＢ４８の大島優子の卒業公演が９日、東京・秋葉原のＡＫＢ４８劇場で行われた。終演後、大島は報道陣の取材に応じ、心境について語った。一問一答の抜粋は以下の通り。

　‐現在の心境は

　「ＡＫＢ４８の大島優子ですということがなくなった。『ＡＫＢ４８の』というのが、なくなる日がついにきたとすごく実感してます」

　‐一番の思い出は

「総選挙はＡＫＢ４８の中で色濃く残ってますね。体の中でぞわぞわとか歓声が響いているのをすぐに思い起こせる」

　‐つらかったことは

「う～ん、ないです。いっぱいあるんですけど、でもこれっていうはっきりしたものが浮かばないんですよ。富士山の登山とか、スカイダイビングとか、冬なのに窓ついてない車に乗った罰ゲームやったりとか。でも、全部楽しかったんですよね。それがあって今、なんでもやっちゃえみたいな精神であるから、つらくなかったなって思っちゃいますね」

　‐恋愛解禁ですが

　「スーパーヒーローがあらわれてくれれば。アイアンマンとか好きなんですよ」

　‐２７歳までに結婚すると

「１０代のときから思っていたから、できなくていい。ただの憧れ。憧れと現実は違いますからねえ」

　‐好きなタイプの男性は

「余裕のある人。お父さんみたいな人。（父は）かつての藤井フミヤさんに似ているんですよ」

　‐今度の活動は

「みなさんをワクワクさせられるような活動をしていきたい。歌はやらないです。あんまり…。好きなんですけどね、歌うこと。でも人前で歌うレベルじゃない。ソロで歌うのは心地悪い歌声なのでやめておこうかな」

　‐女優として演じたい役や共演したい人は

「ずっと憧れている人ですね、香川照之さん。一つの夢でもあるので頑張りたい。（役については）卒業したら規制がないじゃないですか。なので、なんでもやりたいです」

　‐最後に一言

　「ＡＫＢ４８の名前があると報道しやすいと思うんですけど、でも大島優子としてもみなさんに刺激を与えられる存在でいたいので応援よろしくお願いします」