俳優でタレントの坂上忍（４７）が、“芸能界一嫌い”と名指ししていたお笑いコンビ・ＮＯＮ　ＳＴＹＬＥの井上裕介（３４）と１５日放送のテレビ朝日系「シルシルミシルさんデー特別版」（後６・５６）で共演。まさかの形で“和解”した。

　坂上がこれまでに明かしたところでは、事の発端は昨年１０月。都内の飲食店で女優・安達祐実らと食事した後に店を出たところ、近くに住む井上と路上でばったり。その際の井上の態度がチャラすぎたため激怒し、街からの“退去要求”まで出していた。これに井上も「坂上さんに愛されるには、今の家から引っ越さないと。その地区から出ていけという話です」と“お手上げ状態”と説明していた。

　番組では、坂上とのわだかまりを解こうと、井上がおそるおそる「何がアカンかったんですか」と問うと坂上は「どうも、すみませんでした」と突然の謝罪。棒読み口調ながらも、これまでの大人げない態度をわび、まさかの反応に井上は仰天し「もっとファニーにやりとりしましょうよ」と面食らった。

　ただ坂上は怒りの理由について「理由はある。プライベートでも、いかにも芸能人という歩き方をするバカがいて、（井上も）５０メートル先から来るのを見ただけで頭にきた」と説明。これに井上が「普通に楽しく歩いていただけです」とスタジオで再現すると、あまりにチャラい歩き方に、司会のくりぃむしちゅー・上田晋也らも「思わず殴りたくなった」と、坂上に同情。最後は、井上に非があるとの結論で満場一致。井上は納得できないまま、和解させられていた。