ココリコ田中 番組収録で世界的大発見
TBS「アイ・アム・冒険少年」(水曜後11:53)の今月行われたロケで、ココリコの田中直樹がオオグソクムシの非常に珍しいアルビノ個体を発見していたことが17日、明らかになった。
オオグソクムシは5年間絶食しても生きていることで話題になったダイオウグソクムシの近縁種で、アルビノとは体内に色素を持たない個体のこと。
田中はこの日、「新種発見プロジェクト」企画の第2弾ロケで静岡県焼津市沖の駿河湾深海450~1400メートル付近を、漁船によるはえ縄漁で調査していた。
引き揚げられた仕掛けの中に真っ白なオオグソクムシが見つかり、しかも目も白に近いオレンジだったことからアルビノ個体であることが明らかに。
漁船の船長でやいづ親善大使の長谷川久志さんや新江ノ島水族館深海生物担当飼育員の根本卓さんは声を揃えて「オオグソクムシのアルビノ個体はこれまで見たことも聞いたこともない」と驚いたとか。
ロケに同行していたココリコ田中とジャングルポケットの斉藤慎二も、世界初かもしれない大発見に興奮した。
後日、番組スタッフがアメリカにある世界的な海洋生物研究の権威、モントレーベイ水族館研究所のリンダ・クーンツ博士らは「明らかにアルビノである。これまで見たことがない。素晴らしい成果です!」と最大限に評価するコメントを寄せてきた。
田中はこの大殊勲に「最初は全く実感がわかなかったんですが、プロの3人がこれはスゴイと言っているのを見て自分もこれがいかにスゴイのか実感するようになってきました」と喜びは後からこみ上げてきたようだ。
この模様は6月25日放送予定。