小朝 JR北海道の脱線事故で御難
JR江差線で22日未明に起きた貨物列車の脱線事故に、落語家の春風亭小朝が巻き込まれていた。23日夜、ブログを更新して伝えた。
折から小朝は北海道旅行中で、22日は函館競馬場で楽しんだ。そして23日が帰京日だったが…。
「今日は函館から白鳥に乗って帰る予定でしたが、貨物列車が脱線して復旧の見込みなし」
事故のあと、JR北海道が北海道と本州を結ぶ津軽海峡線の運行を停止したため、小朝は北海道で立ち往生するはめに。
そこで小朝は非常手段を取った。「仕方がないのでフェリーで青森へ そこから新青森までタクシーを使い、あとは新幹線で帰ってきました」と、散々な目に遭った。
脱線事故は一昨年に2度起こした事故と似ており、度重なる不祥事から再生を誓っているJR北海道に、また厳しい目が向けられた。小朝と同じように迷惑をこうむった乗客も多数いたはずだ。
しかも、小朝はやっと乗り込んだ新幹線車中で「東京五輪の裏側を書いた本を読んでたら気持ちが悪くなってきちゃった」と、どこまでもついていなかったようだ。