都議会高額報酬に堀江氏“増額”意見
旧ライブドア社の堀江貴文元社長が27日、TOKYO MXテレビ「5時に夢中!」に生出演。やじ騒動で注目される都議会議員の報酬が高額だとして、批判を集めている問題に対し、「もっと額を増やした方がいい」と持論を展開した。その発言の真意とは…。
この日、同番組では「都議会の高額報酬2400万円」という夕刊紙の記事を取り上げた。堀江氏は議員の報酬について「高額ではあるけど、何兆円という東京都の予算規模を考えたら…」とコメント。「売り上げ何兆円という一般企業の取締役とかなら、これぐらいもらってる」と高額批判に対し、妥当であるとの意見を述べた。
ただし定数127人という議員数については「多い」と指摘。「さらに「人数もっと減らして、額を上げればいい」との意見を展開した。
地方議会としては破格の厚遇、高額報酬が批判される中での“報酬増額”意見。その真意を「だって、何兆円ってお金を動かしてる人たちですよ。ぼくは逆に、年収低い人たちに任したくない。大企業でバリバリやってる人たち、そういう頭のいい人たちが、(都議会)やりたいと思う(くらいの)高額報酬をあげるべき」と明かした。
また、「こういう中途半端な“高額報酬”で働いてる人たちに、『都議会って、おいしいからやれる』という風になってほしくない」とホリエモン的視点で解説した。
政界にも知り合いの多い堀江氏。「実際、政治家なんて大変ですよ。実際、身を粉にして、朝から晩まで都民のために働いてますよ。大変ですよ、まじめにやれば」とフォローしていた。