川島なお美「5年生存率50%」を公表
1月下旬に胆管がんの手術を受けた女優の川島なお美(53)が1日、都内のレストランで芸能界デビュー35周年の記念パーティーが催された際の挨拶で、あえてがんが5年生存率50%であることを公表した。2日更新の公式ブログに、川島はその挨拶の内容をあえて記した。
最初は10人程度の食事会かと思っていたパーティーが、ふたを開けてみれば130人近い友人たちが集うにぎやかなものだった。
会場のレストランは7年前に婚約発表した思い出の場。大きなハート型の祝い花が飾られ、夫のパティシエ、鎧塚俊彦氏が用意したケーキの真ん中には、プレゼントのダイヤのネックレスが置かれてあった。
そんな「楽しかったし 感動しっぱなし」のパーティーの最後に、川島が挨拶に立った。
その挨拶の文言を、川島は「この場をお借りして 来られなかった方々にもお伝えいたします」とあえてブログに記した。
「私が乗り越えた病気は 5年生存率50%という厳しいものです でも もっと生存率の厳しい芸能界で35年生存してきたので これからも大丈夫!と自分を信じたいです」
川島のがんは昨夏に判明したが、すぐ手術に踏み切ることはなく、予定の仕事をすべて終えてから今年1月、手術台に上った。
お腹に開けた小さな穴から施術する腹腔鏡手術ではあったが、12時間に及ぶ大手術となった。
医師から告げられた「5年生存率50%」という厳しい数字をあえて公表した川島、勝ち抜く自信があればこそのことだろう。