井上真央 劇団ひとりに「心を開いて」
タレントの劇団ひとり(37)が女優・井上真央(27)主演の2015年度NHK大河ドラマ「花燃ゆ」に出演することになり11日、都内で行われた会見に出席した。大河初出演で農民から初代首相になった男・伊藤博文役に挑むひとりが爆笑会見で存在感を見せつけた。
吉田松陰役の伊勢谷友介(38)、高杉晋作役の高良健吾(26)、久坂玄瑞役の東出昌大(26)らが出演する“イケメン大河”参戦にひとりは、「うまくやっていく自信がないですけど、ほかのメンバーに負けないように頑張りたい」とイケメンに負けない活躍を誓った。
2011年公開の映画「八日目の蝉」など数々の作品で共演した井上からは“注文”もつけられた。みずほ銀行のCMに出演する井上にひとりは「僕がメーンバンクにしているところの広告をされている。全財産を預けている。それくらい信頼している」と冗談を交えながら頼りにしていることを明かした。
すると井上は「共演しているのに距離がいっこうに縮まらない。預けているわりに心を開いてくれない。これを機に心を開いて」と訴えていた。
◆この日、発表された新キャスト11人
吉田松陰の妹・文の家族に檀ふみ(杉滝役)、長塚京三(杉百合之助役)、奥田瑛二(玉木文之進役)、原田泰造(杉梅太郎役)、優香(杉寿役)。松蔭とともに奔走する人物に石丸幹二(周布政之助役)、瀬戸康史(吉田稔麿役)、劇団ひとり(伊藤博文役)、要潤(入江九一役)、大野拓朗(野村靖役)、北大路欣也(毛利敬親役)。
◆花燃ゆとは
幕末の長州藩士で思想家・吉田松陰の妹・文(井上真央)が主人公。破天荒な兄・松陰を支え、夫となる久坂玄瑞や高杉晋作ら松下村塾の塾生、家族とともに幕末の動乱を強く生き抜く姿を描く。文と再婚する儒学者・小田村伊之助役は大沢たかおが演じる。クランクインは8月、山口県でのロケを予定している。