官兵衛 本能寺の変で視聴率また上昇
13日に放送されたNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(日曜、後8・00)「第28回 本能寺の変」の視聴率が、関東地区で17・5%、関西地区で22・1%となり、関西地区では初回(1月5日)の23・0%に続く2番目に高い数字を記録したことが14日、分かった。関東地区でも3番目に高い数字となり、BSの視聴率も4・0%と、放送開始後最高となった。
同ドラマは、5月4日放送分の視聴率が、関東地区で12・3%(関西地区は14・9%)と最低を記録。しかし、それ以後は、今年1月の放送開始直後の水準までV字回復している。
ドラマは、岡田准一ふんする黒田官兵衛が有岡城での幽閉から解かれ、軍師として本格的に動き出した。本能寺の変に続き、次回以降も「第29回 天下の秘策」「第30回 中国大返し」と、軍師としての絶頂期のシーンが続く。
中村高志プロデューサーは「中国大返しのスピード感あふれる映像は、岡田准一さんが演じるニュー官兵衛のすごみある演技とマッチして、これまでに見たことのない場面に仕上がっていると思います」と大きな見せ場と位置づけており、関係者は、視聴率のさらなる上げ基調の推移を期待している。(数字はビデオリサーチ調べ)