ＮＨＫの籾井勝人会長（７１）が１５日、都内の同局で定例会見を開き、夏の紅白と呼ばれる夏恒例の音楽番組「第４６回　思い出のメロディー」（８月９日、総合、後７・３０）で、故・石原裕次郎さんが個人的に録画していた“幻の映像”を放送すると発表した。

　裕次郎さんが所有していた録画映像は、７５年９月７日に放送されたＮＨＫ「ビッグショー」。幻の録画映像をＮＨＫが最新技術で映像処理して、３９年ぶりによみがえらせることになった。当時４０歳の裕次郎さんは、４５分の番組の中で「錆びたナイフ」「夜霧よ今夜も有難う」などヒット曲を多数披露している。

　当日は、石原まき子夫人が出演し、当時のエピソードなどを明かすという。

　また同番組は総合司会を綾小路きみまろ、司会を仲間由紀恵、高山哲哉アナウンサーが務める。