吉高由里子 現場で自分が一番まとも

 NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」で、ヒロインの安東はなを演じる女優吉高由里子(26)が17日、同局のトーク番組「スタジオパークからこんにちは」に出演し、「現場で自分が一番まとも」と述べた。

 番組にはヒロインが思いを寄せる村岡英治を好演する俳優の鈴木亮平(31)も出演。番組MCの戸田恵子から吉高への感想を求められると鈴木は「本当に明るくて。努力を人には見せないけれども、惜しまない」と吉高の姿勢を高く評価。「セリフもすごい量を毎回リハーサルで覚えているし、本当に尊敬する女優さんです」と生真面目な表情で語った。

 吉高からはVTRで鈴木への感想が送られた。吉高は「思い浮かべただけでほっこりする。大きい人がちょっとドジをやると、そのドジも大きく見えたりするので」と鈴木の身長が185センチであるため、失敗も目立ってしまうことをあげた。

 また、「(鈴木は)芝居のことが好きで現場に残って監督さんと話しあって役を詰めている姿をよく見ます」と鈴木の仕事への姿勢に賛辞を送った。今後、子どもをあやすシーンもあるそうで、赤ちゃんが泣いていると「英治が積極的にあやすので…『父性』ですかね」と鈴木の役名で呼び、子どもに優しいところに感心した様子。

 吉高はまた、撮影現場全体にも触れ「みんな変わってますよ」と指摘。「現場にいる人みんな変わってるって思います。自分が一番まともだなと思います」と真顔で語った。この言葉にインタビュアーが笑ったようで、吉高は「なんで笑ってるんですか?」とツッコんでみせた。

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