「バッハハーイ」のフレーズとともに、１９６０年代に着ぐるみショーで社会現象を起こしたカエルの人気キャラクター・ケロヨンが１８日、栃木県の福田富一知事（６１）を表敬訪問した。

　約４０年ぶりに公の場に姿を見せたケロヨンは、生みの親で影絵作家の藤城清治氏（９０）の作品を展示した「藤城清治美術館」が同県にあることから、県の広報大使に立候補。“愛県心”に感激した福田知事は、その場で県の魅力を発信する「とちぎ未来大使」を委嘱することを決定した。

　福田知事から「くまモン（熊本県）、ふなっしー（千葉県船橋市）に負けないで」と激励されたケロヨンは「とちぎ未来大使として、栃木県を盛り上げて行きたい」と力強く宣言した。

　今後は、地元のテレビ局「とちぎテレビ」での来年１月から始まる番組放送やキャラクターグッズの発売など、ケロヨン再始動プロジェクトが展開される。