渡辺直美 NY有名画家のモデルに
ニューヨークに短期留学中のお笑い芸人・渡辺直美が、現地で有名な画家に見初められ、絵のモデルとなった。渡辺が24日更新のブログで報告した。
「まままさか」と題したエントリーで、渡辺はその出会いを驚いた。
きっかけは友人のジョージとハンバーガーを食べていた際、ジョージにiPhoneを向けられた渡辺が即興でダンスを披露したことから。
上半身を揺らし、フライドポテトをつまんで「♪ポテト、ポテト、ポテイト」と歌ったそのわずか10秒弱のパフォーマンスを、ジョージは画像共有サービスのインスタグラムにアップした。
ジョージのブログによると「瞬く間にインスタグラム上で拡散され、まねをする人たちが続々と現れた」。その揚げ句、ニューヨーク在住のアーティスト、ブラッドレイ・セオドアが「ぜひ彼女のアートを描きたい」とコンタクトを取ってきた。
ブラッドレイはストリートアーティストで、その作品はニューヨークのいたるところで見ることができる。大きい作品だと数百万円で売買されるくらいファンも多いという。
そのブラッドレイは、グーグルで渡辺の画像を検索、ボートレースのイメージキャラクターを務めた際の写真を気に入り、これを元に制作した。
渡辺はこのいきさつを「私がただポテト♪ポテト♪って歌ってるくだらない動画を見たBradly(原文まま)というアーティストが、私の絵を描きたいとGeorgeの所にメールが来た事から始まった素敵な出会い」と説明した。
ブラッドレイの絵は、渡辺が毎日語学学校に通う通り道の壁にも描かれているという。「これ描いた奴すげー!と思ってた方に、まさか自分の絵を描いていただけるとは…」。作品は既にウェストビレッジにあるバーの壁に描かれているが、その作風から、渡辺の顔は骸骨になっている。