ローラ父「関係者」 テレビ局に接触か
海外療養費をめぐる詐欺容疑で国際手配され、26日に逮捕されたタレント・ローラ(24)のバングラデシュ人の父、ジュリップ・エイエスアイ・アル容疑者(54)=住所、職業不詳=の「関係者」を名乗る男性が、同容疑者が逃亡中の今年1月、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」に、独占取材を条件に金銭を要求していたことが明らかになった。28日、同番組で明かされた。
真偽のほども分からず、国際手配中のため、同番組は取材を断ったという。
同容疑者は別の仲間が逮捕された直後の2012年8月にバングラデシュに出国。昨年5月、国際刑事警察機構を通じ、国際手配されていた。
ミヤネ屋によると、同容疑者の「関係者」を名乗る男性から電話がかかってきたのは今年1月。「ジュリップさんは日本に帰りたいらしんですよ」と近況を知っていることを伝え、「日本に帰ってきたいけれど、(帰る)お金がない。全てをお話するので、その辺(金銭)を工面してくれないだろうか」と、旅費をミヤネ屋側を条件に、独占取材を持ちかけてきたという。
同容疑者は28日朝、詐欺の疑いで送検された。濃紺のTシャツ姿で髪は伸び、カールがかかっていた。表情を撮られたくないのか、口元をハンカチのようなものでおさえ、用意された車両に乗り込んだ。