綾瀬はるか NHK3年ドラマで女用心棒
女優・綾瀬はるか(29)がNHK放送90年 大河ファンタジー「精霊の守り人」(2016年春放送)の主演を務めることになり28日、都内で行われた制作発表に登場した。
作家・上橋菜穂子氏(52)のファンタジー小説「守り人」シリーズを原作にしたドラマで、「大河ファンタジー」と新たに銘打ち3年かけて全22回放送。綾瀬演じる女用心棒・バルサの冒険を描く。
大河ドラマ「八重の桜」以来のNHKドラマ出演となった綾瀬は、3年という長期にわたる放送に「長いなあと思いますが、自分自身も変わりながら撮影に入っていくのが楽しみ」と意欲を見せた。
ドラマでは海外ロケも予定しているほか、短槍を使ったアクションにも挑戦する。制作統括によると、綾瀬が「棒術のレッスンをした方がいいですか?」と打診したが、「クセがつくから待って」と止めたという。中国武術の取材などを終えた段階で綾瀬に必要なアクションを学ばせていく。
さらに、一緒に旅する11歳の皇子・チャグムを追っ手から守るシーンも盛り込み、血だらけで満身創痍(そうい)な綾瀬をリアルに描いていく。
身体能力の高さを期待されている綾瀬は「アクションは個人的に好きなので迫力ある緊張感ある映像にしたい」と意気込んでいた。
NHKでは本木雅弘主演のスペシャルドラマ「坂の上の雲」が09年から11年まで3年にわたって放送され、好評を博した。