M-1が来夏にも復活 ABCが発表
若手漫才コンビの日本一を決め、惜しまれつつ幕を閉じた漫才コンテストのM‐1グランプリが復活することを30日、ABCが発表した。同局の脇阪聡史社長が会見で明らかにした。
2010年にいったん終了したM‐1が、「新生 M‐1グランプリ」として復活する。開催時期は来年夏を予定。今秋には詳細を決め、発表する予定という。
同局はこの日、「当時のM‐1は日本を代表する演芸イベントであり、最終年となった2010年には5000組の方々にエントリーしていただきました。エントリーを目指す皆さまには、1年かけて新生『M‐1グランプリ』のためのネタを準備していただきたい」とし、「プロ、アマを問わず最高のネタを披露してください」としている。
M‐1は2001年にスタート。芸能界を引退した島田紳助さんの企画だった。紳助さんが出演する可能性について同社長は「引退しているので出演はない」と明言した。
初代王者は中川家、翌年にますだおかだが選ばれ、日本を代表する漫才コンビを輩出した。最終回の視聴率は関東地区18・7%、関西地区23・4%だった(数字はビデオリサーチ調べ)。
◆歴代優勝者◆
01年 中川家
02年 ますだおかだ
03年 フットボールアワー
04年 アンタッチャブル
05年 ブラックマヨネーズ
06年 チュートリアル
07年 サンドウィッチマン
08年 NON STYLE
09年 パンクブーブー
10年 笑い飯