発売日前日に5万部重版 半沢人気拡大

 作家・池井戸潤著の「半沢直樹シリーズ」の最新作「銀翼のイカロス」が、販売日の8月1日を待たずに異例の5万部重版が決定した。発行元のダイヤモンド社が31日、発表した。

 「銀翼‐」は半沢直樹シリーズの第4弾。2014年に発行された単行本としては最大の初版部数(25万部)にもかかわらず、発売日が公表されて以降、全国の書店から「本が足りない」と注文が殺到したという。

 『今度の敵は巨大権力!シリーズ史上最大の倍返し!!』と銘打ったシリーズ最新作だが、やはり昨年のTBS系ドラマ「半沢直樹」で多くの視聴者を引きつけた効果が、新たな読者層を掘り起こしたと関係者は分析している。

 ドラマ「半沢直樹」は2013年7月から9月までの日曜夜に全10話が放送され、最終回(9月22日)では42・2%という驚異の視聴率をたたき出した。「やられたらやり返す。倍返しだ」など多くの流行語も生み出した。

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