ゴールデン・カップス 写真展13日から
横浜が最も輝いていた1960年代を貴重な写真資料で紹介する「ヨコハマ グラフィティ~ザ・ゴールデン・カップスの時代展~」の開催記念プレパーティーが3日、横浜市内で行われた。
パーティーには同展のプロデューサー、タレントのキャシー中島(62)、ザ・ゴールデン・カップスのエディ藩(67)、俳優・浅野忠信(40)の母・順子さんらが参加。中島は「私、不良だったんですよ。横浜は14歳から15歳までの限定だったけど、踊りとファッション。不良ですね」と振り返った。
カップスの“スポークスマン”的存在の藩は「カップスだけじゃなくアマチュアと一緒にライブをできてうれしく思います。街作りというか、横浜は60年代からこんな街だったとアピールしていきたい」と力を込めた。
藩のライブにはメンバーのルイズルイス加部(65)、マモル・マヌー(65)が飛び入り参加。キーボードのミッキー吉野(62)も市内でのコンサートを終えてから駆けつけ、英バンド、プロコル・ハルムの名曲「青い影」を演奏した。4人同時にステージには立たなかったが、カップスのメンバー4人が全員顔をそろえた形となった。
バンド名の由来ともなった、カップス結成の原点、市内のレストランバー「ゴールデンカップ」の上西四郎社長(82)もパーティーに参加。1964年12月7日にオープンしたその日に「宇津井健さんが来てくれた」と今年3月14日に亡くなった名優をしのび、2008年11月に亡くなったカップスのリーダー・デイブ平尾さんが東京・六本木で経営していたバー「ゴールデン・カップ」の看板を店内に飾ってあると明かした。
展覧会は13日から横浜高島屋8階ギャラリーで。